この度、長くご入居されたNさんがお亡くなりになり、看取りをさせていただきました。
生前Nさんは「いつもありがとう。私に何かあったら宜しくね。」と、お伺いする度におっしゃられていたことを思い出しました。上手くいかない時や悩んでいた時に、Nさんに「どうしたの?元気ないわね。感謝することを忘れないでね」、と言われておりました。

Nさんの看取りの際“これで良かったのか、まだ何か出来る事はあったのではないか"と、悔やむことがありましたがNさんが言って下さった、“感謝をすること"を思い出すことで、また新しい気持ちで介護を続けていこうと思いました。ご家族からも「今まで見て下さりありがとう、次は私達がここに入るから宜しくね」との言葉をいただきました。人生の最後を一緒に寄り添いながら過ごさせていただく時間は、自分のやりがいになり、成長に繋がっています。