仕事のやりがい

Vol.0282017.02
「その人らしい生活を守っていく
最終防衛ラインの役割として」
職種:
居宅介護支援専門員
勤続年数:
1年

入職前は介護福祉士として13年間の経験をし、ご利用者のその人らしい生活を組み立ててサポートしていくためにケアマネージャーとなりました。ケアマネとなって最初に勤めたのが健育会グループのココタウン居宅介護支援センターでした。施設で相談員をしていた私はある程度の介護知識で施設と同じように在宅を考えていました。しかし、すぐにそれは大きな間違いでご利用者によって環境、家族の人間関係はじめ管理された環境とは異なり、何がご利用者にとって最適な生活なのか、どこまで介入すべきか、自分が立てたプランが本当に「その人らしい生活」に貢献しているのか悩み続けました。そんなある時新入職員向けの竹川理事長の教育講演を映像で見る機会があり、「命は残念ながら平等ではない現実はあるが尊厳だけは平等で健育会スタッフはそれだけは死守しなければならない。」と述べられ、尊厳とは様々な背景や歴史役割を持ったかけがえのないものであり大事にしなければならないと言われておりました。これこそ在宅の究極の目的であり、その人らしい生活を守っていく最終防衛ラインの役割を担っていると思いました。自分が関わっているのは単なる介護サービスの組み合わせではなく、ご利用者、家族関係、地域を幸せにしていく崇高な仕事と思いがんばってまいります。

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