仕事のやりがい
Vol.0962023.05
- 「何気ない日常のお手伝いこそ」
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職種:
介護アシスタント勤続年数:
6年9ヶ月 -
介護アシスタントとして入職し7年が経とうとしています。業務にも慣れ、入居者さんの笑顔やスタッフの方々の励ましにも支えられ、日々の業務にあたれています。
そんなある日、女性の入居者さんからお礼のお手紙を頂きました。わざわざお手紙で、という事でびっくりしましたが、内容を拝見させて頂くと「以前より業務を見ていて、自分も昔の家庭を支えていた日常を思い返し、共感した事」「自分が以前できていた事ができなくなっていてもどかしい思いをしていた時、助けてもらいとても感謝していた事」等が綴られていて、そのお気遣いにとてもうれしく思うと同時に、「ただ日常を問題なくすごす」事の大切さに気付かされました。
私の担当している業務は清掃や配膳、洗濯等身の回りのお世話がメインで特別なお手伝いをしているわけではありません。穏やかな日々では特に意識することもない日課のお手伝いです。それでも私は、お手紙を認めてまでお礼を述べられる入居者さんがいらっしゃいます。病院から戻られ、私の名前を思い出そうと何度も声をかけてくださる入居者さんがいらっしゃいます。何より、皆さん笑顔で毎日過ごしていらっしゃいます。何気ない日々を紡いでいく事こそが大切であると、それに気づかせてくれる、そしてそのお手伝いができる事にやりがいを感じるのです。
これからも入居者さんの心を豊かにできること仕事に誇りをもって取り組んでいきたいと思います。